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魚島ホスピタリティ

2012年2月12日


えー、今日めでたく35歳になりました。ここ弓削でまさしく「一所懸命」がんばります。

 この土曜日は、離島のまち上島町でもかなり離島感の高い、魚島にお邪魔してきた。魚島は人口が約200人で、弓削島から高速船で50分のアクセス。その名のとおり古くから漁業の島としてあり、現在も多くの漁師さんが住んでおられる島だ。しかしながら、やはりここも若者が仕事を外に求めて去っていくという図式は上島町の他の島と同じで、いやむしろ状況は他の島と比べてかなり厳しい。高齢化率は、聞くところによると、約50%という。つまり人口の半分が65歳以上の高齢者。

 そういう前情報を聞いて、かなり退廃感の漂う雰囲気をイメージしていたのだけれど、いざ島に上陸してみるとすぐに、まったくそのイメージが誤りだったことがわかった。とにかく皆さん明るいのだ。さらに、非常にあたたかいホスピタリティ。船が着く際にわざわざ桟橋までお迎え。お話を伺ったあと魚島の名所旧跡のご案内。さらにお昼には仕出しをごちそうに。そして帰りは本当に僕らの乗った船が見えなくなるまで手を振って見送って下さった。手土産付きで。

 このホスピタリティにはちょっと感激してしまった。純粋に、また来たいなあと思った。こういうのってホント重要だなあと思う。どんなに豪華なホテルでも、働いてる人の態度が悪かったり思いやりがなかったりすると、ゲンナリするときもある。けっきょく、サービスってハコや仕組みではなく、最後は人なんだなあと思う。魚島から見える燧灘はきらきらと輝き、遠くに製錬所の煙突が立つ四阪島が、その向こうに四国が霞んで見えた。春の魚島は桜がきれいだそうだ。次はぜひ泊まりで焼酎でも持って来ようと思った。

魚島を去る高速船より。見えなくなるまで手を振って見送って下さった。また来ます。

オトーサンと家

2012年1月29日


ちょっと温んだ週末。日差しもやわらかで、梅もつぼみをつけ始めている。

 「職住一致」——つまり家と職場が同じ場所にあるという形態で、商店街などではまだ一般的なのかもしれないけれど、現代の日本ではだいたいの家庭においてオトーサンは家と違う場所に出勤していき、そこで働き、仕事が終わると帰宅するというカタチを採用しているのではないだろうか。
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とんど焼き2本

2012年1月15日


寒い晴れた朝は霜が降りている。少雨の瀬戸内、畑の野菜にはささやかな恵みか。

 正月明けると、弓削でもとんど焼きのお祭りがある。とんどはいわゆる「左義長」のことで、正月飾りや書き初めなどを竹で組んだ三角錐の大きな地域によって「どんど」だったり「どんと」だったり「どんどん」だったり、あるいはもっと違う言い方をする地方もあるらしいけれど、うちの地域では「とんど」である。先週末7日は下弓削の、今週末14日は上弓削のとんど焼きに参加した。 続きを読む…

事務所はじめました

2012年1月8日


年が明けて気持ち新しく。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 初めて正月をここで迎えた去年のことを思い出してみると、1年間いろいろと学ぶことができたなあと思います。子どもも子どもなりにここのコミュニティにがんばって馴染もうとしてきたし、僕たち夫婦もまわりの方々に助けてもらいながら、すこしは弓削の一員になれた気がします。

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今年の終わりに

2011年12月25日


はや、冬本番。はや、年末。強い風が瀬戸内の海をわたっていく。

 一週間ブログをお休みしてると、やはり年の瀬だからか、かなりの数のモノゴトが過ぎ去っていった。いろんな取材の合間合間に、17日・上弓削のクリスマス会(大人の有志が仮装。ぼくはワンピースのシャンクスをやった。衣装手づくり)、19日・「上島ピープル」新年号入稿、フリックスタジオの新たなプロジェクト(世界の大学建築学科のカタログのような本づくり)本格始動、墓の掃除、襖と障子の張り替え、そしてクリスマス。 続きを読む…

地図をつくる

2011年12月11日


今日は今治へ息子の駅伝大会の応援。色づくしまなみ海道。雲の切れ間から降ってくる光のカーテン。

 前回の続きになって恐縮ですが、今回も「上島ピープル」の話題。この雑誌、上島町にすむ「人」に焦点をあてて、その姿を紹介し、お互いに理解するきっかけになればという趣旨だが、もっと引いて考えてみると、「地図をつくること」なのではないかなと思う。地図といっても、地形や標高や植生を記録していくのとはちょっと違う。真っ白な紙の上に描かれていくのは多種多様な「上島ピープル」つまり上島に暮らす人々の有りようである。そしてその全体像が、上島町の現在の姿であり、未来の姿でもあるのだ。 続きを読む…

上島ピープル

2011年12月4日


息子が拾ってきたネーブルみたいな柑橘を剥いたら、清々しい香りが尋常でなかった。天の恵みに深く感謝。

 先日ちょっとご紹介したが、上島町には老人介護福祉施設を運営する「ふくふくの会」というNPOがある。かれらは、ふくふく祭などを通して積極的にまちと接点を持ち、老人福祉そのものや認知症の理解をすすめておられる。その一環でふくふくの会は現在「ふくふくレポート」という広報誌を新聞オリコミにして出版しているが、このたびこれを拡張リニューアルすることになり、僕がそのお手伝いをさせていただくことになった。 続きを読む…

プチ登山の祝日

2011年11月27日


朝起きればまだ真っ暗。温暖な瀬戸内海と言っても、やはり僕たちも冬の支配下。

 息子の誕生日のために、macpacのデイパックを買ってあげた。相方も僕も、オモチャやゲームなどは買うつもりはハナからなく、実用的で頑丈そうなこのアイテムにおちついた。やっぱり親としては、子どもが自然からいろんなものを学んでほしい。限られた世界の中だけじゃなく、外に向かって興味を持ってほしいという願いの一方で、じわじわとアウトドアの世界に引きずり込み、将来的には登山のパートナーに仕立て上げようという半分エゴイスティックな要望をも反映させたプレゼントであった。 続きを読む…

祭りと地域デザイン

2011年11月21日

気温は一気に冬。でもまあこれが正当な季節なんだろうなあ。よかった。

 週末の土曜日、昼ごろに下弓削のコミュニティセンター「せとうち交流館」で行われた「ふくふく祭り」を覗きに。ふくふく祭りとは島で介護福祉事業を展開するNPO法人「ふくふくの会」が催す年に一回のイベントで、せとうち交流館のホールを舞台に、楽しいコンサートや抽選会があったり、協力するいろんな個人・団体がお店を出していたりと、島の中では大変目の見張るようなお祭りである。 続きを読む…

秋晴れ。お祭。エンターテイメント。

2011年11月13日

まだ陽気な日々がつづく11月。フリースなんか着てると日中、大汗をかくことに。

 今日は「かみじま音楽祭」のイベント。午前中から島の子どもたちによる金管バンドの演奏とか、伝統的な太鼓のパフォーマンスなどが、小学校の体育館や校庭を舞台に行われた。僕は所属する上弓削若連(青年会)が屋台を出店するということでお手伝いに。チャーハンを焼いて焼いて焼きまくり、ついには指にチャーハンタコができた。 続きを読む…

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